本日の1曲
イギー・ポップの「 ザ・パッセンジャー」☆彡2ndアルバム『ラスト・フォー・ライフ(Lust For Life) 』(1977年)、
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Live at Montreux Jazz Festival 2023歌詞和訳
俺は、パッセンジャー。(※1)乗って、そして乗り続ける。
街の裏側を走り抜ける。
星たちが空に姿を現すのが見える。
そう、まばゆく、うつろな空。
ねえ、今宵は、イイ感じだね。
俺は、パッセンジャー。
窓ガラスの下にいる。
窓から外を見ると、すごく明るい。
今宵、星たちが姿を現すのが見える。
まばゆく、うつろな空が見える。
街が引き裂く空の向こうに、
そして今宵は、すべてがイイ感じだ。
[イギー・ポップ&デヴィッド・ボウイ]
ラララララララララって唄いながら、
ララララララララ
ラララララララララ
[イギー・ポップ&デヴィッド・ボウイ]
車に乗り込んで、
俺たちは、パッセンジャーになるんだ。
今宵、街を走り抜けよう。
街に引き裂かれた裏側が見える。
まばゆく、うつろな空が見えるだろう。
星たちが、すごく明るく輝くのが見えるよ。
ああ、今宵、俺たちのために作られた星たち。。
ああ、パッセンジャー、
どうやって、どうやって乗るんだ。
ああ、パッセンジャー、
乗って、そして乗り続ける。
彼は、窓から外を見る。
何を見ているんだろう?
彼はネオンサインとうつろな空を見てる。
今宵、星たちが現れるのを見てる。
街に引き裂かれた裏側を見てる。
曲がりくねった海岸沿いの道路を見てる。
そしてあらゆるものは、君と僕のために作られた。
すべては、君と僕のために作られたんだ。
だって、君と僕だけのものだからさ。
さあ、ドライブしよう、僕のものを見に行こう。
[イギー・ポップ&デヴィッド・ボウイ]
ラララララララララって唄いながら、、
ララララララララ
ララララララララララ
ああ、パッセンジャー、
彼は乗って、そして乗り続ける。
窓ガラスの下からものを見る。
彼は窓側から外を見てる。
自分のものだと分かってるものを見てる。
まばゆく、うつろな空を見てる。
夜に眠る街を見てる。
今夜、星が出てるのを見てる。
そしてそれはすべて、君と僕のもの。
すべてが、君と僕のものだ。
だから乗ってみよう、乗って乗って乗るんだ。
[イギー・ポップ&デヴィッド・ボウイ]
ラララララララララって唄いながら、
ララララララララ
ララララララララララ
ラララララララララって唄いながら、
ララララララララ
ララララララララララ
注釈
※1passenger:パッセンジャー、乗客この曲は、イギーがベルリンの地上鉄道であるSバーンに
乗っているときに書かれたと言われている。
passengerの意味 - goo辞書 英和和英
passengerとは。意味や和訳。[名]C1 ((古))通行人;徒歩旅行者,旅人2 乗客,旅客,船客passenger transport旅客輸送3 ((英略式・けなして))(集団の中の)足手まとい,お荷物

ベルリンSバーン - Wikipedia
ドイツの首都ベルリンにおける都市高速鉄道網(Sバーン)である。ドイツで最初のSバーンであり、第三軌条方式による電化が採用されている。
Lyrics : Iggy Pop " The Passenger"
その他動画
MVこちらで、、、
Iggy Pop - The Passenger (Official Video)
Directed by Simon Taylor / Tomato StudioVery special thanks to:Esther FriedmanPPContemporary, Frankfurt / Hubertushöhe Art, Berlin andPaul McAlpinehttps://ww...
若きクレイジーなライブはこちらで、、、

Iggy Pop - The Passenger live 77
Live in Manchester 1977
解説・解釈
おお、生ける伝説、暴れるレジェンド、イギー・ポップが来日してる?らしい。明日、幕張メッセで行われる、パンクスプリング2025のヘッドライナーのよう。
そして、4/2(水) に単独公演も決定しているようで、そのスペシャル・ゲストに
ザ・クロマニヨンズが決まったとのこと。おお、イギー&ヒロトですかぁ!?
ザ・ブルーハーツの甲本ヒロトと言えば、その独特でハチャメチャなパフォーマンスが
圧倒的だったんですが、そのずっと前から上を行ってたレジェンドと共演するわけね。
昨今、Google検索のキーワードに「イギー・ポップ」と入力すると、もれなく「江頭」って
出てきてしまうんですが、いやいや、そこは「ヒロト」でしょっと、独り突っ込んでた私。
それにイギーもヒロトも、すっごくいい歌詞描くんだよね。案外、繊細なんだよ、きっと❣
SNS情報
イギー・ポップが1991年3月15日にパリで「ザ・パッセンジャー」をライブ演奏
「ザ・パッセンジャー」は、イギーがベルリンのSバーン(郊外の地下鉄)に
乗っているときの体験について書かれた。
歌詞は、パンクの追放者の放浪的で孤独な精神を反映するように書かれた
バックボーカルにはデヴィッド・ボウイが参加しており、コーラスで「ラ・ラ」を
繰り返すのはボウイだ。この曲とアルバムがリリースされたのは、
ポップとボウイが自らベルリンに「亡命」し、
薬物依存から抜け出そうとしていた頃だった。
しかし、街の快楽主義的なナイトライフに抗えず、彼らの試みは無駄に終わった。
「ザ・パッセンジャー」の曲は、プログレッシブ・ロック・バンド、
ベガーズ・オペラの元メンバー、リッキー・ガーディナーが作曲した。
ある日、田舎の家の近くのリンゴの花の下でギターをかき鳴らしていたときに、
「ザ・パッセンジャー」のコード進行を思いついたときのことだった。
2005年10月14日のインディペンデント紙で、彼はこう回想している。
「美しい春の朝の栄光に浸っている間に、
コード進行が『滑り落ち落ちた』というケースだった。」
「ラスト・フォー・ライフ」のレコーディングセッション中、ガーディナーは
セッションギタリストで、同じ記事でこう語っている。
「ベルリンでデヴィッドとイギーに加わるよう招待されたとき、
彼らが素材を必要としていることに気づかなかったので、
何かあるかと聞かれたとき、準備ができていなかった。」
リッキーが彼らにコード進行を提示し、それを曲に組み込んだのはボウイだった。
参考・出典
「The Passenger (song)」英語版Wikiによると、、、「ザ・パッセンジャー」はイギー・ポップとリッキー・ガーディナーが作詞作曲し、
1977年にイギー・ポップがアルバム『ラスト・フォー・ライフ』で録音、
リリースした曲である。この曲はアルバムの最初のシングル「サクセス」の
B面としてもリリースされた。1998年3月にシングルとしてリリース。
ザ・パッセンジャーはイギー・ポップとギタリストのリッキー・ガーディナーの共作で、
ポップが作詞し、ガーディナーが作曲した。ガーディナーは1977年初頭、
田舎を散策していたときに「木々が満開の素晴らしい春の日に、
果樹園の横の野原で」このリフを思いついた。
この曲は1977年5月から6月にかけて西ベルリンの壁のそばの
ハンザ・スタジオで録音された。メンバーはポップ、ガーディナー、
ピアノのデヴィッド・ボウイ、ギターのカルロス・アロマー、ベースとドラムの
トニーとハント・セールス兄弟だった。
『ラスト・フォー・ライフ』の他の曲と同様、「ザ・パッセンジャー」の歌詞もほとんどが
スタジオで即興で作られた。歌詞はジム・モリソンの詩「ザ・ローズ」に
インスピレーションを受けたもので、ポップの元恋人エスター・フリードマンによると、
この詩では「現代の生活を車での旅」やベルリンSバーンでの乗車として捉えているという。
歌詞は「ボウイの文化的吸血鬼ぶりに対するイギーの解釈」と解釈されている。
2016年のガーディアン紙のインタビューで、ポップは「ザ・パッセンジャー」は、
ボウイとのツアーに部分的にインスピレーションを受けたと語っている。
「僕はデヴィッドの車で北米やヨーロッパを延々と回っていた。
運転免許も車も持っていなかったんだ」。
イギリスのロックバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズは 、
1987年に全曲カバーアルバム『Through the Looking Glass 』で
「The Passenger」をカバーした。
イギー・ポップは彼らのバージョンを賞賛し、
「いい曲だ。彼女は上手に歌っているし、歌うときにちょっとした音符を入れている。
僕がそれを思いつけばよかったのに。それが曲をちょっと良くしたんだ。
ホルンの音もいい。」
と述べた。
気になるカバーバージョン
スージー・アンド・ザ・バンシーズ久々に観た。(笑)おお、好いかも♪
Siouxsie And The Banshees - The Passenger
Music video by Siouxsie And The Banshees performing The Passenger. (C) 1987 Universal Music Video Ltd.