本日の1曲
レディオヘッドの「セイル・トゥ・ザ・ムーン」⛵🌜6thアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ(Hail to the Thief)』(2003年)より。
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Live from London, November 2003歌詞和訳
僕は、月を吸い込んだ。早とちりしてたよ。(※1)
そして、どれほどの代償を払ったのか?
僕は、月光から滴り落とされ、
流れ星に乗り航海した。
君は大統領になるかもしれないよ。
だけど、善悪の区別はつけないと、
さもなきゃ、洪水の中、箱舟(※2)を造って、
月へと航海することになるだろう。
一緒に月へと航海しておくれ。
月へと航海するんだ。
注釈
※1Speak too soon:早とちりする「早とちりする」って英語でどう言う?「Speak too soon 」の意味と使い方 - 東京駒沢の英会話・スペイン語教室 Borderless Communication
H「Speak」は説明がいらないと思うけど、 「話す」という意味ですよね。「too」は「〜すぎる」なので、「soon=すぐに」と合わせて「早すぎる」という意味になります。で全部を合体させると「早とちりをする」もっと紐解いていくと、事実関係の確認を行わないまま、「言うのが早すぎた」ということですね。情報はきちんと精査してから発信しましょう!
※2ark:箱舟
トムの息子の名前はノア

ノアの方舟 - Wikipedia
旧約聖書の『創世記』6章-9章に記述のある、大洪水にまつわるノアの方舟物語の事である。もしくはその物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す。
Lyrics : Radiohead "Sail to the Moon. (Brush the Cobwebs out of the Sky.)"
その他動画
公式音源は、こちらで、、、
Sail To The Moon
Provided to YouTube by Beggars Group Digital Ltd.Sail To The Moon · RadioheadHail To the Thief℗ 2003 XL Recordings LtdReleased on: 2003-06-09Associated Perf...
アコースティックは、こちらで、、、
![Radiohead acoustic - Sail To The Moon / I Will [HD]](https://i.ytimg.com/vi/_OTLQR6Hwr8/maxresdefault.jpg?sqp=-oaymwEmCIAKENAF8quKqQMa8AEB-AH-CYAC0AWKAgwIABABGHIgVSgbMA8=&rs=AOn4CLDVdngW8ACz276bpANWw7p1YWRBig)
Radiohead acoustic - Sail To The Moon / I Will [HD]
Radiohead -- 2003-07-03: Acoustic at Le Réservoir, Paris
解説・解釈
昨日また、レディオヘッドのライブ映像が公開されていた♪このタイトルには誘われちまうな。「セイル・トゥ・ザ・ムーン(月への航海)」って、なんてメルヘンなタイトルなんだろうか。
タイトルどおり、美しいピアノとギターの調べが、波のように寄せてくる感じがしてくる。
正式タイトルは、「Sail to the Moon. (Brush the Cobwebs out of the Sky.)」
「cobwebs」とは、「蜘蛛の巣、モヤモヤ」で、「空から蜘蛛の巣を払い落とせ」の意味。
こちらも、ヨークが幼い息子と一緒に見たアニメ「バグパス」からのようで、これっぽい↓

再生3万回 · リアクション1,288件 | "Eh? Which old woman? Where?!" 🧹 | Bagpuss
"Eh? Which old woman? Where?!" 🧹.
どうやら、当時まだ1歳ににもならない、息子ノアのために書かれた曲らしく、
「君は大統領になるかもしれないけど、善悪の区別はつけないと」と、赤ちゃんに
言ってるトム・ヨークの姿を想像すると、「まだ早いでしょ」と突っ込みたくなる。(笑)
SNS情報
「Sail To The Moon」は、当時まだ1歳にもなっていなかったトムの息子
ノアのために書かれた曲です。この曲は「Pyramid Song」と繋がりがあるように
感じられます。全体的な雰囲気、複雑な拍子、ピアノの強調、そして歌詞の
「星と宇宙船でいっぱいの月」というフレーズとの繋がりが共通しているからです。
また、曲全体のテーマも「Pyramid Song」のミュージックビデオを彷彿とさせます。
2001年末か2002年初頭、トムはこの曲のデモを録音しました。
バンドメンバーの反応はそれぞれ異なっていたようです。
コリンとフィルはシンプルな美しさに興奮を隠せませんでしたが、
ジョニーは当時はまだ曲が完成しておらず、春のリハーサルでバンドが練習を
重ねるうちに素晴らしい曲に仕上がったと語っています。
トム:
「そうだな、これは息子のために書いた曲なんだ。正直に言おうと思ったんだ。
だって、それはもう明白だと思うから。すごく個人的な曲だと思う。
だって、歌を再開したんだ。でも、ボーカルの配置や響きについては、
ほとんどナイジェルに任せていた。僕が普通に歌って文句も言わないのを、
彼は楽しんでいたんだと思う。だから、彼はそのまま歌い続けることができたんだ。
バンドは素晴らしいことをやってくれたと思う。
だって、この曲が成功するなんて思ってもみなかったからね。
カウントやタイミングが本当におかしくて。まあ、聞こえないかもしれないけど、
みんなには聞こえないかもしれないけど、とにかく悪夢みたいな曲だった。
みんなずっとカウントしなきゃいけないんだ。
『よし、これは7、これは6、これは5、などなど』って。
でも、実際にはそんな風には聞こえない。彼らは本当に楽々と演奏していた。
だから本当に嬉しかったし、誇りに思った。」
レディオヘッド - セイル・トゥ・ザ・ムーン ライブ・アット・大阪 2003
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、3曲目は子守唄のようなピアノバラードで、拍子が変化するこの曲は、
ヨークの幼い息子ノアのために5分で作曲された。
聖書のノアの箱舟の物語を暗示するこの曲には、次のような歌詞がある。
「あなたは大統領になるかもしれないが、
善悪をわきまえなければならない。
あるいは、洪水の中で箱舟を造り、
僕たちを月まで航海させるだろう。」
テイトは、この曲が伝記的な文脈において、次の世代に語りかけるものになると
述べている。それは、オーウェルの『1984年』が間接的にオーウェルの息子のために
書かれたのと同様である。…同様に、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』は、
現代の苦悩を想像しているというよりは、むしろ次の世代への警告なのかもしれない。
この曲のサブタイトルは、イギリスの子供向けテレビ番組「バグパス」の歌から取られている。
ジョニー・グリーンウッドは当初、ヨークのデモ音源にはあまり感銘を受けず、
アイデアが半分しか出ていないと感じていたが、バンドが再構成した結果、
アルバムの中で最高の曲になったと感じた。
別名:「Sail to the Moon (Brush the Cobwebs Out of the Sky)」
レディオヘッドの『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』に関するインタビューからの抜粋:
「私たちは演壇に立って説教する必要はありません。新しいアルバムを通して、
その思いを伝えられればと思っています。最初から抗議のアルバムを
作ろうとしていたわけではありません。そんなことをしたら、あまりにも浅はかすぎます。
いつものように、ただ周りで起こっていることを吸収していくだけだったのです…
このアルバムのタイトルは、単なる反ブッシュのプロパガンダという枠を超えて、
はるかに深い意味を持っています。もし人々が私たちのレコードを燃やし始めるような
状況になったら、どうぞご自由に。それが全てです。
『The Gloaming』が始まったのです。私たちは闇の中にいる。
こんなことは以前にもあった。歴史を読んでみろ。ただ芸術作品を作っただけで、
何らかの形で脅迫されたら、それはまずい。そうなったら、
どこか人里離れた場所へ移るべき時だ。例えば月とか。」
「Sail To The Moon By Radiohead」英語版Songfactsによると、、、
この曲はトム・ヨークの息子への賛歌として書かれたため、
「君は成長して大統領になれるかもしれないが、善悪の判断ができる」
という歌詞がある。
レディオヘッドはこの曲をリリースのほぼ1年前から演奏していた。彼らは、
2002年7月22日にポルトガルのリスボンで初めてライブ演奏した。


