Radiohead - Sail To The Moon - セイル・トゥ・ザ・ムーン 和訳

2025年9月3日

Radiohead



本日の1曲

レディオヘッドの「セイル・トゥ・ザ・ムーン」⛵🌜

6thアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ(Hail to the Thief)』(2003年)より。


おすすめ動画

Live from London, November 2003

YouTube


歌詞和訳

僕は、月を吸い込んだ。
早とちりしてたよ。(※1)
そして、どれほどの代償を払ったのか?
僕は、月光から滴り落とされ、
流れ星に乗り航海した。



君は大統領になるかもしれないよ。
だけど、善悪の区別はつけないと、
さもなきゃ、洪水の中、箱舟(※2)を造って、
月へと航海することになるだろう。

一緒に月へと航海しておくれ。
月へと航海するんだ。

注釈

※1Speak too soon:早とちりする

「早とちりする」って英語でどう言う?「Speak too soon 」の意味と使い方 - 東京駒沢の英会話・スペイン語教室 Borderless Communication

H「Speak」は説明がいらないと思うけど、 「話す」という意味ですよね。「too」は「〜すぎる」なので、「soon=すぐに」と合わせて「早すぎる」という意味になります。で全部を合体させると「早とちりをする」もっと紐解いていくと、事実関係の確認を行わないまま、「言うのが早すぎた」ということですね。情報はきちんと精査してから発信しましょう!


※2ark:箱舟
  トムの息子の名前はノア

ノアの方舟 - Wikipedia

ノアの方舟 - Wikipedia

旧約聖書の『創世記』6章-9章に記述のある、大洪水にまつわるノアの方舟物語の事である。もしくはその物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す。


Lyrics : Radiohead "Sail to the Moon. (Brush the Cobwebs out of the Sky.)"



その他動画

公式音源は、こちらで、、、

Sail To The Moon

Sail To The Moon

Provided to YouTube by Beggars Group Digital Ltd.Sail To The Moon · RadioheadHail To the Thief℗ 2003 XL Recordings LtdReleased on: 2003-06-09Associated Perf...



アコースティックは、こちらで、、、

Radiohead acoustic - Sail To The Moon / I Will [HD]

Radiohead acoustic - Sail To The Moon / I Will [HD]

Radiohead -- 2003-07-03: Acoustic at Le Réservoir, Paris



解説・解釈

昨日また、レディオヘッドのライブ映像が公開されていた♪このタイトルには誘われちまうな。

「セイル・トゥ・ザ・ムーン(月への航海)」って、なんてメルヘンなタイトルなんだろうか。

タイトルどおり、美しいピアノとギターの調べが、波のように寄せてくる感じがしてくる。


正式タイトルは、「Sail to the Moon. (Brush the Cobwebs out of the Sky.)」

「cobwebs」とは、「蜘蛛の巣、モヤモヤ」で、「空から蜘蛛の巣を払い落とせ」の意味。

こちらも、ヨークが幼い息子と一緒に見たアニメ「バグパス」からのようで、これっぽい↓

再生3万回 · リアクション1,288件 | Eh? Which old woman? Where?! 🧹 | Bagpuss

再生3万回 · リアクション1,288件 | "Eh? Which old woman? Where?!" 🧹 | Bagpuss

"Eh? Which old woman? Where?!" 🧹.



どうやら、当時まだ1歳ににもならない、息子ノアのために書かれた曲らしく、

「君は大統領になるかもしれないけど、善悪の区別はつけないと」と、赤ちゃんに

言ってるトム・ヨークの姿を想像すると、「まだ早いでしょ」と突っ込みたくなる。(笑)





SNS情報


「Sail To The Moon」は、当時まだ1歳にもなっていなかったトムの息子
ノアのために書かれた曲です。この曲は「Pyramid Song」と繋がりがあるように
感じられます。全体的な雰囲気、複雑な拍子、ピアノの強調、そして歌詞の
「星と宇宙船でいっぱいの月」というフレーズとの繋がりが共通しているからです。
また、曲全体のテーマも「Pyramid Song」のミュージックビデオを彷彿とさせます。

2001年末か2002年初頭、トムはこの曲のデモを録音しました。
バンドメンバーの反応はそれぞれ異なっていたようです。
コリンとフィルはシンプルな美しさに興奮を隠せませんでしたが、
ジョニーは当時はまだ曲が完成しておらず、春のリハーサルでバンドが練習を
重ねるうちに素晴らしい曲に仕上がったと語っています。

トム:
「そうだな、これは息子のために書いた曲なんだ。正直に言おうと思ったんだ。
 だって、それはもう明白だと思うから。すごく個人的な曲だと思う。
 だって、歌を再開したんだ。でも、ボーカルの配置や響きについては、
 ほとんどナイジェルに任せていた。僕が普通に歌って文句も言わないのを、
 彼は楽しんでいたんだと思う。だから、彼はそのまま歌い続けることができたんだ。

 バンドは素晴らしいことをやってくれたと思う。
 だって、この曲が成功するなんて思ってもみなかったからね。
 カウントやタイミングが本当におかしくて。まあ、聞こえないかもしれないけど、
 みんなには聞こえないかもしれないけど、とにかく悪夢みたいな曲だった。
 みんなずっとカウントしなきゃいけないんだ。
 『よし、これは7、これは6、これは5、などなど』って。
 でも、実際にはそんな風には聞こえない。彼らは本当に楽々と演奏していた。
 だから本当に嬉しかったし、誇りに思った。」

レディオヘッド - セイル・トゥ・ザ・ムーン ライブ・アット・大阪 2003



参考・出典

Genius Lyrics注釈によると、、、


3曲目は子守唄のようなピアノバラードで、拍子が変化するこの曲は、
ヨークの幼い息子ノアのために5分で作曲された。

聖書のノアの箱舟の物語を暗示するこの曲には、次のような歌詞がある。

「あなたは大統領になるかもしれないが、
 善悪をわきまえなければならない。
 あるいは、洪水の中で箱舟を造り、
 僕たちを月まで航海させるだろう。」

テイトは、この曲が伝記的な文脈において、次の世代に語りかけるものになると
述べている。それは、オーウェルの『1984年』が間接的にオーウェルの息子のために
書かれたのと同様である。…同様に、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』は、
現代の苦悩を想像しているというよりは、むしろ次の世代への警告なのかもしれない。

この曲のサブタイトルは、イギリスの子供向けテレビ番組「バグパス」の歌から取られている。
ジョニー・グリーンウッドは当初、ヨークのデモ音源にはあまり感銘を受けず、
アイデアが半分しか出ていないと感じていたが、バンドが再構成した結果、
アルバムの中で最高の曲になったと感じた。

別名:「Sail to the Moon (Brush the Cobwebs Out of the Sky)」

レディオヘッドの『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』に関するインタビューからの抜粋:
「私たちは演壇に立って説教する必要はありません。新しいアルバムを通して、
 その思いを伝えられればと思っています。最初から抗議のアルバムを
 作ろうとしていたわけではありません。そんなことをしたら、あまりにも浅はかすぎます。
 いつものように、ただ周りで起こっていることを吸収していくだけだったのです…
 このアルバムのタイトルは、単なる反ブッシュのプロパガンダという枠を超えて、
 はるかに深い意味を持っています。もし人々が私たちのレコードを燃やし始めるような
 状況になったら、どうぞご自由に。それが全てです。
 『The Gloaming』が始まったのです。私たちは闇の中にいる。
 こんなことは以前にもあった。歴史を読んでみろ。ただ芸術作品を作っただけで、
 何らかの形で脅迫されたら、それはまずい。そうなったら、
 どこか人里離れた場所へ移るべき時だ。例えば月とか。」


「Sail To The Moon By Radiohead」英語版Songfactsによると、、、


この曲はトム・ヨークの息子への賛歌として書かれたため、
「君は成長して大統領になれるかもしれないが、善悪の判断ができる」
という歌詞がある。

レディオヘッドはこの曲をリリースのほぼ1年前から演奏していた。彼らは、
2002年7月22日にポルトガルのリスボンで初めてライブ演奏した。


 レディオヘッド歌詞和訳一覧




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