デヴィッド・ボウイの「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」☆彡トム少佐のその後は?
13thアルバム『スケアリー・モンスターズ(SCARY MONSTERS)』(1980年)より。。
(Later Archive)
君は覚えているかい? ひどく昔の唄の中にいた、あの男の事を、、
地球管制塔からウワサを聞いてたんだ。
オオ、ノー、真実だと言わないでくれ。
あの活動家からメッセージを受け取ってたんだ。
「幸せさ。君も幸せであることを願うよ。
ずっと愛している。ずっと必要だったんだ。。愛を込めて。
浅ましい詳細が続いてゆく。。」
声にならない叫びは、俺を抹殺してゆく。
日本の女の子たちの合成写真だけ。
そして、金もなく、髪もなくなってしまった。
けど、もはや辞めたいと思ってるのに、あの惑星は輝き続けてる。
灰は灰に、、悪臭は、悪臭に。。
我々は、トム少佐がドラッグ中毒だって、知っている。
天にも昇り、ラりってるんだ。
史上最低記録を打ち立て続けてさ。
幾度も幾度も、己に言い聞かせる。
俺は、今夜こそ、きちんとしよう。
けど、あの小さい緑の輪っかがついてくるんだ。
オオ、ノー、、二度とやりたくない。
俺は、立派な友人のレッテルを貼られてる。
「幸せさ。君も幸せだと願うよ。」
キラッと輝く一筋の光、
けど、煙の残る銃はない。
善いことなんか、しちゃいない。
悪いことも、しちゃいない。
唐突に何かをしたわけでもない。
堅苦しい雰囲気を打ち破る斧が、欲しい。
今すぐ振り下ろしたいのさ。
灰は灰に、、悪臭は、悪臭に。。
我々は、トム少佐がドラッグ中毒だって、知っている。
天にも昇り、ラりってるんだ。
史上最低記録を打ち立て続けてさ。
ママが言ってた。。「業務遂行のためには、、
トム少佐にかかわらないほうがいいわ。」
ママが言ってた。。「業務遂行のためには、、
トム少佐にかかわらないほうがいいわ。」
ママが言ってた。。「業務遂行のためには、、
トム少佐にかかわらないほうがいいわ。」
ママが言ってた。。「業務遂行のためには、、
トム少佐にかかわらないほうがいいわ。」
※ashes to ashes, dust to dust
灰は灰に,ちりはちりに(◆埋葬のときの言葉)
Lyrics : David Bowie "Ashes To Ashes"
スケアリー・モンスターズ <2017リマスター> [ デヴィッド・ボウイ ]
posted with カエレバ
MVはこちら、、、
グラストンベリーのライブ音源はこちらで、、、
トム少佐が、宇宙の藻屑と化した(と思ってた?)悲劇を、こんな風に覆すとは?!
過去の栄光に翻弄されるのは、人の常。もちろん著名人の孤独はとうてい理解できないが、
トム少佐は、人々の創り上げた偶像に、縛られ窮屈になってしまったのだろうか。
そんな運命を唄い上げる、デヴィッド・ボウイ自身の境遇に想いを馳せざるを得ない。
トム少佐のその後に憑依した、ボウイの自虐的芸術性に「神」を感じる☆彡人は弱い。。
13th『スケアリー・モンスターズ』Wikiによると、、、
「スペイス・オディティ」に登場する架空の人物である「トム少佐」が再登場する曲、
「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」において、「トム少佐」は宇宙飛行士ではなく
単なる薬物中毒者だと言い切り、1970年代の自身の活動を否定するような歌詞である。