U2の「神の国」☆彡昨夜、オフシャルにMVが公開になった。。
5thアルバム『ヨシュア・トゥリー (The Joshua Tree)』 (1987年) より。
砂漠の空。
砂漠の空のすぐ下で、夢を見る。
川は流れるが、すぐに干上がる。
今夜は、新しい夢が必要だ。
砂漠の薔薇。
砂漠に咲く薔薇を見つけた、夢を見た。
リボンや蝶結びが、ボロボロに引き裂かれたドレス。
彼女が呼び掛けるサイレンのように、、
眠りは、ドラッグのようにやってくる。
神の国にも、、
悲しき瞳、歪んだ十字架。
神の国にも、、
僕に火を点けてくれ。
一晩中、僕らは粗探しをする。
日々、夢想家は死す。
対岸で起きてることを見るのだ。
彼女は自由だ。
そして彼女は、僕を救いにやってくる。
希望、信念、彼女の虚栄心、、
最高の贈り物とは、金である。
眠りは、ドラッグのようにやってくる。
神の国にも、、
悲しき瞳、歪んだ十字架。
神の国にも、、
剥き出しの焔。
彼女は剥き出しの焔を持って立っている。
僕はカイン(※1)の息子たちと一緒に立っている。
愛の火で焼かれ。。
愛の火で焼かれ。。
※1:《聖書》カイン(◇アダムとイブの長男で,弟アベルを殺した)
人類をその罪深さ・重い宿命とともに指し示す表現である。
Lyrics : U2 "In God's Country"
ヨシュア・トゥリー (30周年記念盤~デラックス) [ U2 ]
posted with カエレバ
ライブはこちらで、、、
魂の叫びはこちらで、、、
どうやら、、彼女(She)とは、「自由の女神像」のことのようです。
U2「In God's Country」英語版 Wikiによると、、、
ボノは、この曲がアイルランドに関するものなのか米国に関するものなのかを
最初は述べなかったが、最終的には自由の女神に捧げたと述べた。
この歌は、米国を「砂漠のバラ」「リボンや蝶結びが引き裂かれたドレスのサイレン」
として描き、「悲しさと魅惑的なさま」の両方の描写している。
ボノが、後にヨシュア・トゥリーの録音中に旅したニカラグアの革命とは対照的な、
西側の政治思想の欠如について語ってる。
「Where the Streets Have No Name」と「神の国」の歌詞とサウンドは、
ヨシュア・トゥリーが「映画のような」場所の感覚を持ちたいという
バンドの願いに従って、砂漠を引用している。
「西洋で甘やかされているような子供に出会った時に、
『確かに彼らも実態としての砂漠は知っているのかもしれないけど、
僕達には違った意味での砂漠もあるんだ』ということを思うようになり始めたんだよ。
僕はその考えに魅了されて、砂漠をある種のシンボルとして考えるようになったんだ。」
ヨシュア・トゥリーという名が世界に拡散したのは、このアルバムの成功によるものだろう。
但し、アメリカ南西部砂漠地帯に生えるユッカの樹であると認識してる人は少ないのかも?!