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Queen - White Queen (As It Began) - 和訳

2022年1月27日

Queen

Queen - White Queen

クイーンの「ホワイト・クイーン」👑

2ndアルバム『クイーン II(Queen II)』(1974年)より。。


Live at the Rainbow 1974

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ひどく淋しげな、彼女の瞳。
笑っている、暗い瞳。
ひどく淋しげな、彼女の瞳。
始まるにつれて。。

このような、息もつけぬような夜に、
僕の眉に、あまりにも軽くキッス。
僕は、独り歩いた。

そして、辺り一面の空気は、語っていた。
僕の淑女は、すぐに、こんな風にかき混ぜるんだ。
周知の哀しみの中へと。。

白き女王が、歩いてゆく。
そして夜は、青ざめてゆく。
彼女の髪には、愛情深き星々。。

必要としている、今までに聞いたこともない、
嘆願するような、ひとつの言葉。
ひどく淋しげな、僕の瞳。
彼女には、見えないんだ。

汝は、如何にして旅をしたのだ、何を見てきたのだ?
ウィローグリーン(※1)の母、、
僕は、彼女の名前を呼ぶ。

そして、彼女の家の窓の下に、とどまる。
僕は、彼女がつけた足跡が、大好きだった。
そして、彼女がやって来るときも、大好きだった。

白の女王、僕の心は、いかに疼いたのか。
そして、僕の唇を乾かし、なんの言葉もでない。
だから、いまだ、待つのだ。

女神には、僕の最も闇黒の恐怖が聞こえる。
僕は、話すのが遅すぎる。
待つことは、永遠のようだ。
親愛なる友よ、さらばだ。
僕の目には、涙などない。

ひどく悲しく、終わってゆく。
始まるように。。

※1willow green:ウィローグリーン ヤナギ の若芽のような、くすんだ黄緑。

ウィローグリーン(Willow Green)の色見本・カラーコード | 色彩図鑑(日本の色と世界の色一覧)

ウィローグリーン(Willow Green)の色見本・カラーコード | 色彩図鑑(日本の色と世界の色一覧)

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Lyrics : Queen "White Queen (As It Began)"



公式リリックビデオはこちらで、、、

Queen - White Queen (As It Began) (Official Lyric Video)

Queen - White Queen (As It Began) (Official Lyric Video)

Sing along to 'White Queen (As It Began)' with this official karaoke style Queen lyric video.Subscribe to the official Queen channel Here https://Queen.lnk.t...


Genius Lyrics 注釈によると、、、


ブライアン・メイが、1968年に前バンド「スマイル」のために書いたもので、
バンド「クイーン」が作られる数年前のこと。

この曲は、彼が苦しみの中で待ち続けている話者の失われた愛
(ホワイトクイーン)の物語を述べている。

この曲は、フレディ・マーキュリーが、バンドに「クイーン」という名前を
付けることに影響を与えたと言われている。


「Queen II」英語版Wikiによると、、、


1968年5月に書かれたこの曲は、対照的なアコースティックセクションと
ヘビーメタルセクションが特徴。
メイは、ロバート・グレイブスの「The White Goddess」を読みながら、
この曲のアイデアを思いついたと説明した。

この曲はメイにも、個人的な意味を持っていた。
彼は尊敬し、「完璧な女性」のイメージを表していると考えた学生仲間から
インスピレーションを得た。後のインタビューで彼は言っている。
「生物学で、この女の子に、完全に恋におちたことを覚えている。
 そして僕は、彼女とは話したことはなかった。
 あえて、この女の子に尋ねた、そして彼女は生涯の友人になったんだ、
 非常に奇妙なことにね。」


この頃のクィーンは、まだブレイク前で、メンバーはまだ副業を維持してた状況で、

バンドがいつまで持つのか分からない不安と、飽くなき夢への挑戦と野心が混在する時期。

クイーン『Queen II / クイーンII』制作秘話:ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示

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クイーンのデビュー・アルバム『Queen』のリリースから1ヵ月後、彼らはトライデント・スタジオに戻り、2作目『Queen II』の制作に着手した。このアルバムがどのようにして作られたのか?そしてどのように評価されたのか?そして収録楽曲を解説



当初の邦題は、『ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示』、、

歌詞で取り上げているテーマは、
ギタリストのブライアン・メイが個人的かつ感情的な観点を好んでいた一方、
ヴォーカリストのフレディ・マーキュリーは幻想的な領域を扱うのが好きだった。

本作には緩やかなコンセプトを設け、それぞれの楽曲が帯びている光と影に
マッチした“白”と“黒”の面に分けることになった。

ブライアン・メイ中心の「サイドホワイト」に収録されるこの曲の題名は、
偶然にも「ホワイト・クイーン White Queen (As It Began)」だったらしい。

フレディ・マーキュリー作の曲のみの「サイドブラック」では、、
「The Seven Seas Of Rhye(輝ける7つの海)」が、フィナーレを飾る。

Queen - Seven Seas Of Rhye

Queen - Seven Seas Of Rhye

クイーンの『輝ける7つの海(セブン・シーズ・オブ・ライ)』歌詞日本語訳



伝説のバンドの初期の作品に見え隠れする、原石の輝きを探すのも好いものです💎


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