ジェフ・バックリィの「ラヴァー,ユー・シュッド・ハヴ・カム・オーヴァー」☆彡
唯一のスタジオアルバム『グレース(Grace)』(1994年)より。
from Live in Chicago
扉から外を見ると、雨が降っている。
葬儀の参列者へと降りかかる。
悲しみの縁者の後を追って、パレードしてゆく。
彼らの靴が、水浸しになるように。
おそらく、僕は、若すぎるんだ。
善い恋が、悪い方向に進まないようにするには、
でも、今夜、君は、僕の心の中にいる。
なのに、あなたは決して知らない。
崩れ落ちて、あなたの愛に飢えている。
それを満たす方法などない。
今夜、あなたは、どこにいるんだ?
どれほど、僕に必要なのか、あなたは分かってる。
耐えるには、若すぎる。
そして、自由になって逃げるには、歳を取り過ぎてる。
時に、男は、調子に乗ってしまう。
自分が楽しむべきだと、感じたときに、
そして、自分が与えたダメージを知るには、あまりにも盲目過ぎる。
時に、男は、本当に誰もいないことを知るため、目覚める必要がある。
だから、僕はあなたを待っている、そして燃えている。
あなたの甘い返答を、見ることができるだろうか。
ああ、僕は、学べるのだろうか?
恋人よ、あなたは、来るべきだった。
遅すぎることなどないのだから。
部屋は淋しく、メイキングされたままのベッド。
開いた窓は、雨を招き入れる。
部屋の片隅で、燃えているのはただ独り。
あなたが一緒にてくれることを夢見ている彼だけ。
寝返りをうち、渇望する。
二度と訪れない、眠りを。
決して終わっちゃいないんだ。
僕の王国は、彼女の肩ごしのキッスのため。
決して終わっちゃいないんだ。
すべての富は、彼女を背にとても柔らかく寝たときの、彼女の笑顔のため。
決して終わっちゃいないんだ。
僕のすべての血は、彼女の甘き笑い声のため。
決して終わっちゃいないんだ。
彼女は、僕の魂の中に、永遠に垂れ込める涙。
おそらく、僕は、若すぎるんだ。
善い恋が、悪い方向に進まないようにするには、
Oh... Ohh... Ohhhhh... Ohhhhhh...
Ohh..... 恋人よ、あなたは、来るべきだった。
そう、そうさ、耐えるには、若すぎる。
そして、自由になって逃げるには、歳を取り過ぎてる。
あまりにも耳が聞こえず、愚かで、盲目で、自分が与えたダメージが分からない。
愛しい恋人よ、あなたは来るべきだった。
ああ、愛しき人、待ってるよ。
恋人よ、恋人よ、恋人よ。
恋人よ、恋人よ、恋人よ、恋人よ、恋人よ、恋人よ。
恋人よ、恋人よ、恋人よ、あなたは、来るべきだった。
遅すぎることなどないのだから。
Lyrics : Jeff Buckley "Lover, You Should've Come Over"
MVはこちらで、、、
「Lover, You Should've Come Over」英語版Wikiによると、、、
バックリーとレベッカ・ムーアの関係の終焉に触発され、
年を重ねる若い男性の落胆に関係し、彼の行動は、
自分が成長しなければならなかったと感じている視点を表している。
こちらの写真の方が、レベッカ・ムーアさんのようですねぇ。
jeff and rebecca moore at yaffa cafe, january 2, 1995, 📷 bobby grossman pic.twitter.com/zW7IQHjH2W
— jeff buckley archive (@jbuckleyarchive) January 2, 2023
ジェフが、初めて、ニューヨークで大勢の聴衆の前で唄ったのは、
聖アン教会だった。彼のミュージシャンの父、故ティム・バックリーの
追悼コンサートだった。このイベントで興味深いのは、彼が、
父親を本当に知らなかったということ、8歳の時一度会っただけだった。
それでも彼は父親の音楽に合わせて心を込めて歌い、
聴衆全員の目に、涙を浮かべさせていた。その1回のショーで、
ジェフはニューヨークのすべての音楽グループに受け入れられた。
お父上、ティム・バックリーはこちらで、、雰囲気が似てる気もする。
「僕は彼を9日間知っていた。僕が8歳のイースターに初めて彼に会い、
2ヶ月後に彼は亡くなったんだ。」とジェフはNMEに語った。
「彼は、僕が生後6か月のときに、母から離れて行った。
だから、僕は、彼をまったく知らなかった。
僕たちは同じ部分を持って生まれたけど、僕が歌うときは僕なんだ。」
この聖アンのパフォーマンスで出逢ったのが、バンドメイトである
ゲイリー・ルーカスと、ガールフレンドのレベッカ・ムーアだった。
バックリーは、ある憂鬱な日に空港でガールフレンドのレベッカと別れた後、
グレースという曲の歌詞を見つけた。
父親との関係が複雑だったようですね。共に、若くして逝ってしまったとは。。☆彡