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Cyndi Lauper - Sally's Pigeons - 和訳

2022年12月28日

Cyndi Lauper

Cyndi Lauper - Sally's Pigeons

シンディ・ローパーの「サリーズ・ピジョンズ」🕊🕊🕊

4th『ハット・フル・オブ・スターズ(Hat Full of Stars)』(1993年)より。


Grammy Nominations performance

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8歳のとき、私には友達がいた。
略奪的な笑顔の子だった。(※1)
空想して、ごっこ遊び。
私たちは、無邪気で奔放だった。
フェンスを飛び越えて、門をバタンと閉めた。
路地を、走ってゆく。
サリーのハトが飛ぶのを、見ようと。。

ハトが飛んで、舞い上がるのを見るのが、大好きだった。
空に円を描いて。
3時から4時まで、鳥のように自由。
そして、決して理由など知ることなく。
隣人は、洗濯物を引っ張り込んだ。
私のバービー人形とボーイフレンドのケン(※2)を片付けて。
頭上に注意。
サリーのハトが飛んでいる間はね。

バカみたいに自信があった。
世界には、境界なんかないって。
でも、衝動と常識が、
さまざまな量で、やって来る。

私の心は、スキップし始める。
隣んちの男子のビートに合わせて、
彼女は、通りの向こう側に、目を向けた。
恥ずかしがり屋で背の高い人に。
私たちは、夢を生きてた。
そして運命に挑んだんだ。
涙しながら、彼女は私に、遅いんだって言った。
そしてサリーは、ハトを飛ばした。

鏡台の上に、写真立てが置かれてる。
写真を入れて。
ポニーテールの少女が二人。
21年くらい前、、
ある夜、彼女は、ただ承諾しただけで、いなくなった。
路地裏の仕事(闇中絶)で、なくなったんだ。
瞳を閉じると、サリーのハトが飛んでるよ。
彼女は、二度と、あの鳥たちを見ることはなかった。
そして私は、いつだったか思い出せない。
略奪的な笑顔は、私を決して泣かせなかった。
瞳を閉じると、、
サリーのハトが、飛んでゆく。。

※1pirate smile:略奪的な笑顔
  エルトン・ジョンの曲「タイニー・ダンサー」から。

Elton John - Tiny Dancer

Elton John - Tiny Dancer

エルトン・ジョンの「可愛いダンサー~マキシンに捧ぐ タイニー・ダンサー」歌詞日本語訳 映画『あの頃ペニー・レインと』より


※2Barbie and Ken:バービーとケン(恋人)


Lyrics : Cyndi Lauper "Sally's Pigeons "

公式音源はこちらで、、、

Cyndi Lauper - Sally's Pigeons (Redux 2022 - Official Lyric Video)

Cyndi Lauper - Sally's Pigeons (Redux 2022 - Official Lyric Video)

Official lyric video for "Sally's Pigeons" by Cyndi Lauper (Redux 2022)Watch the official music video...




当初のMVはこちらで、、、

Cyndi Lauper - Sally's Pigeons (Official Video)

Cyndi Lauper - Sally's Pigeons (Official Video)

Official video for "Sally's Pigeons" by Cyndi LauperListen to Cyndi Lauper: https://CyndiLauper.lnk.to/_listenYDSubscribe to the official Cyndi Lauper YouTub...




「サリーズ・ピジョンズ」Wikiによると、、、


「サリーズ・ピジョンズ」は、シンディの友人が10代で妊娠と
闇中絶ののちに亡くなったという実話から制作された。

2022年にはアメリカ合衆国連邦政府最高裁の「ロー対ウェイド事件」
判決撤回への抗議を込めた新しいバージョン
「サリーズ・ピジョンズ (リダックス 2022)」をリリースした。


「Sally's Pigeons」英語版Wikiによると、、


この曲はメアリー・チェイピン・カーペンターとの共作である。

ローパーは、子供の頃、エルトン・ジョンのファンであり、
彼へのオマージュとして、「サリーの鳩」には、ローパーが、
いつも彼女を泣かせる曲である「タイニー・ダンサー」への言及が含まれている。

この曲のミュージックビデオには、ジュリア・スタイルズ
ブレイズ・ベルダールが出演しており、後者はサリーを演じている。

曲の歌詞で説明されている「ポニーテールの少女」の1人は、
元フォードモデルのヴァレリー・メンドラーが演じている。


シンディ・ローパー、米・最高裁の中絶権利を覆す判決を受け「Sally’s Pigeons」の新ヴァージョンをリリース

シンディ・ローパー、米・最高裁の中絶権利を覆す判決を受け「Sally’s Pigeons」の新ヴァージョンをリリース

米・連邦最高裁が6月24日、人工中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆し、多くのアーティストが抗議の声を上げていますが、シンディ・ローパーは、1993年の曲「Sally’s Pigeons」の新ヴァージョンをリリースしました。


ローパーは、次の声明を発表しています。

「本日、最高裁判所が下した極端な判決により、
 “Sally’s Pigeons” の再録音と再リリースが、
 これまで以上に重要な意味を持つようになりました。
 私が子供だった頃、女性には生殖の自由がなく、
 それから50年後、私たちは自分の体をコントロールする自由が
 奪われたタイムワープに陥っています。
 私が1991年にメアリー・チェイピン・カーペンターと書いたこの曲は、
 頭上を飛ぶ鳩のように羽を伸ばし、
 自由になることを夢見る2人の少女がテーマでしたが、
 当時も今も、女性にとっての自由は、残念ながら大きな代償を伴います。
 私たちが自分の体をコントロール出来ないのなら、
 本当の自由などなく、私たちは二級市民です。
 私たちは結集し、意見を伝えるべきです」



中絶の権利が失われることで、非合法な闇中絶にはしり、心身ともに傷つき、

命までも失ってしまう危険にさらされる。。シンディ・ローパーって、

友を亡くしていたんですね。。深い悲しみのハトが舞う、心が痛い。。



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