本日の1曲
レッド・ツェッペリンの「強き二人の愛」❤2ndアルバム『レッド・ツェッペリン II (LED ZEPPELIN II)』 (1969年) より。
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Live at The Royal Albert Hall 1970歌詞和訳
そしてもし、明日、あなたに言うとしたら、俺の手を取って、お嬢ちゃん、一緒においでってさ。
お城へ連れてってあげよう。
どこにそんなものがあるんだいって、みんな言うだろう。
風を掴まえて、くるくる回るのが見える、船出だ、今日出航さ。
空高く、遥か彼方へ。。
しかし、風は吹かない、 実際には行かないほうがいい。
それは、まさしく証明しているのだ。
ゆっくり時間を掛けて、あなたが俺のものになるのだということを、
ああ..
そしてもし、明日、あなたが俺に言うのなら、
ああ、なんて楽しいことなのかしらってね。
じゃあ、何が、俺たちを止めるのだろう、可愛いベイビー。
しかし、何が、あるべき姿で、何が、決してあってはならないのか?
風を掴まえて、くるくる回るのが見える、船出だ、今日出航さ。
空高く、遥か彼方へ。。
しかし、風は吹かない、 実際には行かないほうがいい。
それは、ただ証明しているのだ。
ゆっくり時間を掛けて、あなたが俺のものになるのだということを、
だから、陽の出とともに、目覚め、
あなたの夢が、すべて真新しいままで、
幸せこそが、欲しくてたまらないものだとしたら、
ガール、答えは、あなたと伴にある、そうさ。
風を掴まえて、くるくる回るのが見える、船出だ、今日出航さ。
空高く、遥か彼方へ。。
しかし、風は吹かない、 実際には行かないほうがいい。
それは、まさしく証明しているのだ。
ゆっくり時間を掛けて、あなたが俺のものになるのだということを、
まあいい、しかし風は吹かない、 実際には行かないほうがいい。
そして、それは、ただ証明しているのだ。
風を掴まえて、くるくる回るのを見るんだ、俺たちは...出航する、今日船出だ。
Do do do, bop bop a do-oh。 俺の、俺の、俺の、俺の、俺の、そう。
みんな、俺のことをよく知っているようだ。
でも、俺が死に物狂いで動いていることを、誰も決して知ることはないだろう。
ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー。 なんと、
ベイビー、ベイビー、ベイビー。 え? ああ、愛してるよ。。
ダメだ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ。 頼むよ~。。
今、あなたが欲しいんだ。。
Lyrics : Led Zeppelin "What Is and What Should Never Be"
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公式音源はこちらで、、、MVはこちらで、、、
解説・解釈
この曲も、ブルージーな雰囲気なんだけど、かなり危ない感じでしょ。歌詞も、自分の妻の妹への道ならぬ恋心を唄っているらしいんですが、、
この邦題「強き二人の愛」って、さすがに、それはマズくないですかね?!
そう、『レッド・ツェッペリン II』って、全体的にかなりクレイジーなんですよ。
多分、一番最初に聴いたのが、このアルバムだったような気がするんだよね。
このおどろおどろしい?音の世界が、私の中のレッド・ツェッペリンのイメージを
形成してると言っても過言じゃない。。
参考・出典
「What Is and What Should Never Be」英語版Wikiによると、、、この曲はジミー・ペイジとロバート・プラントによって書かれた。
「What is and What Should Never Be」は、ペイジが、後に、
彼のトレードマークとなるギブソン・レス・ポールをレコーディングに使用した
最初の曲の1つだった。プロダクションでは、ギターがチャンネル間を行き来するため、
ステレオが多用されている。
ロバート・プラントのヴォーカルは、詩の途中で段階的に変化した。
レコードプロデューサーのリック・ルービンによると、
「この曲の下降リフは驚くべきもので、
まるで弓が引き戻されてから放たれるようなものだ。
ボーカルのリズムはほとんどラップのようだ。狂気の沙汰だ。
彼らの最もサイケデリックな曲のひとつだ。」
これは、ロバート・プラントが作曲クレジットを受け取った、
バンドによって録音された最初の曲でもあった。
レッド・ツェッペリンの伝記の著者でロックジャーナリストの
スティーヴン・デイヴィスによると、この曲の歌詞は、
プラントが、妻の妹と抱いたロマンスを反映しているという。
Genius Lyrics注釈によると、、、
プラントと最初の妻モーリーンの妹であるシャーリー・ウィルソンとの
ロマンスを反映していると考えられている。
こちらの記事によると、妹シャーリーとの間にも、お子さんがいるようです。(驚)
『レッド・ツェッペリンII』は、ロンドン、ニューヨーク、バンクーバー、
ロサンゼルスをツアーしながら6ヶ月かけてレコーディングした。
「正に常軌を逸していた」
とペイジは語る。
「時間が全くなかったので、ツアー中に滞在したホテルの部屋で曲を書いたんだ。
アルバムがリリースされる頃にはもううんざりしていた。
各地をツアーしながら自分たちの作った曲を繰り返し聴いていると、
だんだん自信がなくなっていく気がするんだ。」
『胸いっぱいの愛を』は、ジミ・ヘンドリックスの作品も手掛けたエンジニアの
エディ・クレイマーによってニューヨークで仕上げられた。
クレイマーは、ペイジによるスライドギターをベースに、
テルミン(訳註:電子楽器の一種)の不気味な音、女性の喘ぎ声、
ナパーム弾の爆発音などさまざまなサウンドを組み合わせて、
おどろおどろしい中間部を作り上げた。
ペイジ曰く、「サイケデリアを音で表現したようなもの」だった。
『強き二人の愛』では、ステレオ技術を駆使してペイジのギターと
プラントのシャウトを左右のスピーカーへ飛ばすことで、
麻薬によるバッドトリップを表現している。
あとがき
今聴いても、「胸いっぱいの愛を」のテルミンとか、かなり黒魔術っぽい。今になって思えば、いわゆる「サイケ」ってことで片付けてしまえるんだろうけど、
いきなりコレ聴いちゃうと、かなり意味不明なカオスに、どっぷり浸かってしまって、
…っというか、やっぱツェッペリンって、難しすぎるよな、ってのが正直な感想だった。
そうだねぇ、どっちかというと、ディープパープルの方が、解りやすかった気もする。
でもコレがさ、いつのころからか、ツェッペリンの方が気持ち良くなるんですわぁ。(謎)