クランベリーズの「ゾンビ」★彡
2ndアルバム『ノー・ニード・トゥ・アーギュ(No Need to Argue)』 (1994年)より。
Live concert at the Palais Omnisports de Paris-Bercy 1999 Paris
別の頭が、みすぼらしくうなだれる。
子供はゆっくりと連れて行かれる。(※1)
そして暴力、こんな沈黙をもたらしたのだ。
誰、私達が間違われたのは?
けど、解るでしょ。それは、私じゃない。
私の家族でもない。
君の頭の中で、君の頭の中で、奴らは戦っている。
奴らの戦車と爆弾で。
奴らの爆弾と銃で。
君の頭の中で、君の頭の中で、皆、泣いている。
君の頭の中で、、君の頭の中で、、
ソンビ、ゾンビ、ゾンビ。。
君の頭の中の何か、君の頭の中の、
ソンビ、ゾンビ、ゾンビ。。
Du, du, du, du
Du, du, du, du
Du, du, du, du
Du, du, du, du
別の母親が壊れてゆく。
心が奪われて行く。
その時、暴動が沈黙を引き起こす。
我々は間違われるに違いない。
それは、変わらぬ古きテーマ。
1916年からずっと。(※2)
君の頭の中で、君の頭の中で、奴らは戦っている。
奴らの戦車と爆弾で。
奴らの爆弾と銃で。
君の頭の中で、君の頭の中で、皆、死に逝く。
君の頭の中で、、君の頭の中で、、
ソンビ、ゾンビ、ゾンビ。。
君の頭の中の何か、君の頭の中の、
ソンビ、ゾンビ、ゾンビ。。
※1 1993年3月20日、ウォリントン爆弾事件
イングランド北西部のウォリントンという町の歩行者専用ゾーンにある商店街の
ゴミ箱にIRAが仕掛けた爆弾が爆発し、3歳と12歳の子供が犠牲となった。
※2 イースター蜂起
1916年の復活祭(イースター)週間にアイルランドで起きた武装蜂起である。
この蜂起はイギリスの支配を終わらせ、アイルランド共和国を樹立する目的で
アイルランド共和主義者たちが引き起こしたものである。
Lyrics : The Cranberries "Zombie"
MVはこちらで、、、
アンプラグドVer.も素敵だ♪
私の印象って間違っていたのかもしれない。こんなにヘビィ!
このライブの迫力あるヴォーカル!!『ゾォ~ンビィ』の力強さが素晴らしい☆
こちらの記事によると、、、
「Zombie」は、1993年3月に2人の子供の命を奪い、
56人の負傷者を出したウォリントンでのIRAによる爆弾テロ事件後に、
ドロレス・オリオーダンが抗議のために書いたもので、
ダブリンのウィンドミル・レーン・スタジオで録音され、
クランベリーズの長年の共作者であるスティーヴン・ストリート
(ザ・スミス、ブラー)がプロデュースを手掛けた。
バンドは、「でもね、僕じゃない。僕の家族じゃなんだ」という歌詞が登場する
この曲を、ニュー・アルバムからのリード・シングルにすべきだと主張し、
政治的メッセージが強くない曲の方がよいのではないか、
という周囲の提案に断固として抵抗した。
先日、再投稿したこちらで、彼女の半生を読んで、アレ?っと思ってしまった。
こちらとか、爽やかなメルヘン系の?女子Voだと思い込んでしまっていたんだな。
うむ、、ゾンビも怖いんだが、今や、ウィルスの方が恐ろしい世の中である。。