デヴィッド・ボウイ「ステイション・トゥ・ステイション」☆彡五周忌に大作に挑む。
9thアルバム『ステイション・トゥ・ステイション(Station to Station)』(1976年)。
Isolar tour 1976
シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き公爵)の帰還。
恋人たちの瞳にダーツを投じる。。
ここにある、、一つの魔術のような瞬間。。
こんなものなのさ、夢が織りなす世界からとは。
たわむ音、海の底をさらい上げる。
我が魔法円に、迷い込む。
ここにいる、何の色も煌めかない。
海を見渡すこの部屋で、背筋を伸ばす。
ここにある、、一つの魔術のような移動。
ケテル(※1)から、マルクト(※2)まで、、
あなたはそこにいる、、悪魔のように走らせる。
駅から駅へと。。
シン・ホワイト・デュークの帰還。
恋人たちの瞳にダーツを投じる。。
シン・ホワイト・デュークの帰還。
恋人たちの瞳にダーツを投じる。。
シン・ホワイト・デュークの帰還。
白きしみを確かめている。。
かつては、山々の上にも山々があった。
そして、かつて、ともに飛翔する太陽鳥(※3)がいた。
そして、私は、一度として降りることはできなかった。
捜索に、捜索を続けねばならなかったのだ。
そして、ああ、私は何を信じるのであろう。
そして、誰が、私と愛を結びつけるのだろうか?
誰だろう、誰だろう、何時なのだろう。
あなたは、運命を探し求めてきたのか、曖昧で内気に?
あなたと私を守ってくれる男たちを称え、飲もうじゃないか。
飲んで、飲んで、飲み干せ、グラスを高く掲げよう。
コカインの副作用なんかじゃない。
愛に違いないと思っているのだ。
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノン(※4)はすぐそこに。
私は、ただの百万分の1人にすぎない。
彼女なしに1日とて過ごせない。
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノンはここに。
私は、ずっと打ちひしがれてきたのだと信じるべきなのか?
私の顔は、どこか紅潮しているのか?
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノンはここに、そう、ここにある。
遅すぎる、遅すぎるのだ。
遅すぎる、遅すぎるのだ。
遅すぎるのだ。
ヨーロッパのカノンはすぐそこに。
コカインの副作用なんかじゃない。
愛に違いないと思っているのだ。
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノンはここに。
私は、ただの百万分の1人にすぎない。
彼女なしに1日とて過ごせない。
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノンはここに、そう、ここにある。
私は、ずっと打ちひしがれてきたのだと信じるべきなのか?
私の顔は、どこか紅潮しているのか?
感謝するには、遅すぎる。
また遅れるには、遅すぎる。
憎むには、遅すぎる。
ヨーロッパのカノンはここに、そう、ここにある。
遅すぎる、遅すぎるのだ。
遅すぎる、遅すぎるのだ。
遅すぎるのだ。
ヨーロッパのカノンはここにある。
※1:ケテル(Keter、王冠と訳される)第1のセフィラ。思考や創造を司る。
by 生命の樹(せいめいのき)Wiki
※2:マルクト(Malkuth、王国と訳される)第10のセフィラ。物質的世界を表す。
by 生命の樹(せいめいのき)Wiki
※3:サンバード タイヨウチョウ(太陽鳥)
※4canon:カノン 規範、教会法、聖書正典 etc...
Lyrics : David Bowie "Station To Station"
コレってMVでしょうか??
どうやらMVではなく、映画『クリスチーネ・F ~麻薬と売春の日々~』からのようです。
輸入盤 DAVID BOWIE / OST: CHRISTIANE F [LP]
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ライブはこちらで、、、
このモノクロ動画もMVではないようですが、シン・ホワイト・デューク?が素敵だ♡
難解過ぎる!色々と黒魔術的な?Wikiを調べすぎてしまって、病んでしまいそうだ?!
『ステイション・トゥ・ステイション』wikiによると、、、
この当時、ジギー・スターダスト、アラジン・セインに次ぐ新たなキャラクターとして、
「シン・ホワイト・デューク」(痩せた青白き公爵)と名乗り、
ドイツのライブではナチズムを意識したステージを行い、
アドルフ・ヒトラーを擁護するような発言や、
ジークハイルを行ったとの話(実際はボウイは車の上から手を振っていただけ)が広まり、
一部では危険人物とみなされることとなった。
この歌詞については、「Station To Station」英語版Wikiによると、、
歌詞自体には、非常に不可解なメッセージと、
ユダヤ教の神秘主義思想カバラと、グノーシス主義の影響を受けている。
ボウイは1997年に「"Station To Station"内のすべての言及はカバラと関係がある」と主張。
他にも、、「ダーツ」には、シェイクスピア『テンペスト』の主人公プロスペロー、
「白いしみ」には、近代イギリスに実在した黒魔術師アレイスター・クロウリー、、
薬物、、パラノイア、等の影響が伺える。。また、
「canon」という言葉は「cannon(カノン砲、大砲)」として解釈される可能性がある。
この頃のボウイは、極度の薬物依存で苦悩していたようですねぇ。。Rest in Peace☆彡