本日の1曲
ボーイジーニアスの「20ドル(現在 2,655円くらい)」♪♪デビューアルバム『ザ・レコード(The Record)』2023年 3月31日リリース。
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(メインVoは、ジュリアン・ベイカー)
歌詞和訳
良くない考えよね、でも一番重要だって思うんだ。もう一度チャンスをちょうだい、そして、
それから、最後には手に入れる。
あなたが目を覚ますと、私はまた、いなくなるよ。
家の前の庭のオートバイで。
あなたの家からリノ(※1)まで、夜通しドライブよ。
火遊びするところ、ティー・バード(※2)の墓場までね。
前世じゃ、私たちって放火犯だったかも。
シェビー(※3)って、どのくらいでシンダーブロック(※4)になっちゃった?
ママが言ってた、それって願い続けることじゃないって。
けど、楽しまなきゃって。
咲き出した花を、押し出して、(※5)
ショットガンのすぐ前にね。
あまりにもたくさん、丘の上で死んでゆく。
ガス欠、時間もない、お金もない。
あなたはできることをやっているわ、ただやってるだけ。
(ちょっと休んで、ずらかっちゃえ)
ガソリン、時間もない、お金もない。
あなたはできることをやっているわ、ただやってるだけ。
(私にできることって限られている)
(ちょっと休んで、ずらかっちゃえ)
(お願いだから、20ドルめぐんでくれない?)
ガソリン、時間もない、お金もない。
あなたはできることをやっているわ、ただやってるだけ。
(私にできることって限られている)
(ちょっと休んで、ずらかっちゃえ)
(20ドルめぐんでくれない?)
ガソリン、時間もない、お金もない。
あなたはできることをやっているわ、ただやってるだけ。
(私にできることって限られている)
(ちょっと休んで、ずらかっちゃえ)
ガソリン、時間もない、お金もない。
あなたはできることをやっているわ、ただやってるだけ。
(私にできることって限られている)
(ちょっと休んで、ずらかっちゃえ)
(20ドル持ってるでしょ)
(20ドル持ってるでしょ)
注釈
※1Reno:リノ※2T-bird:ティー・バードとは、フォード・サンダーバードの通称。
※3Chevy:シェビーとは、シボレー(仏: Chevrolet)の略称。
※4cinder block:シンダーブロック
セメントと石炭殻を混ぜた建築用軽量ブロック
※5「フラワー・パワー」は、アメリカの写真家バーニー・ボストンが
新聞ワシントン・イブニング・スターに掲載した写真のタイトル。
Lyrics : boygenius "$20"
【輸入盤】レコード [ Boygenius ]
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その他動画
ライブはこちらで、、、ショートフィルム全編はこちらで、、、
他の2曲の和訳はこちらで、、、
解説・解釈
私だと?この曲選んでしまうよね、多分、ジュリアン・ベイカーが好みなのかも?この方たち、好いですねぇ♪♪そうか、3人ともソロで活動してる方なのね。
フィービー・ブリジャーズ、 ジュリアン・ベイカー、 ルーシー・ダカスという
3人のシンガー・ソングライターがソファに腰掛けるその写真の下には、
〈boygenius〉という文字と、マタドール・レコーズのロゴが添えられていた。
フィービーの引っ込み思案を克服するために生まれたのが、
他でもない〈ボーイジーニアス〉というフレーズ。
そこには、男性が小さい頃から生まれつき天才少年として褒めそやされ、
自信を持つように育てられるのに対して、
女性は自分の意見を通さず、遠慮することが美徳とされがちな慣習に対する、
彼女たちなりの皮肉が込められているようだ。
このスーパー女子グループ、ソロも含めて、しばらく聴いてしまいそうだわ♪♪
SNS情報
$20 acoustic from BBC radio (2/2) pic.twitter.com/89onKZSfNU
— boygenius source (@boygeniussource) November 6, 2023
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、2021 年の The Guardian とのインタビューで、
ジュリアンは、放火を含む、子供の頃の反抗について次のように語っている。
「私が育ったメンフィス郊外はクールな街ではなかったので、
ゴスキッズ(ゴスロリ?)以外に何をすべきかわからなかった。 […]
私は、学校から家に帰って、近所を歩き回り、外で他の子供たちと会った。
私たちは、雨水管の後ろに行ってタバコを吸い、
両親から隠れて物に火をつけた。
それがテネシーだった!
やることは、あまりなかったの。」
こちらの記事によると、、、
『the record』の2曲目「$20」は、ヘヴィなリフと
“バッド・アイデアだと分かっていても、私は乗り気”というラインで
幕を開ける。ベイカーは同曲のテーマについて、
「抑え込もうとしている、熊を指でつつきたくなるような欲求」
だとしている。
またこの曲は、ベトナム戦争への反対を示したバーニー・ボストンの写真
「Flower Power」へのオマージュでもあるという。
「子供の頃に感じてた人生に対する不満や葛藤と、
外界の間で生まれる摩擦を思い出した」
と彼女は語る。
「私は子供の頃から、そういうことに関心を持ってた。
グリーン・デイの曲を聴いて、
『ジョージ・ブッシュを辞めさせろ!
戦争反対!石油のために誰かが血を流すなんて間違ってる!』
と叫んだりしてね。
両親は『10歳の子供が何言ってんの』って呆れてたけど」
グリーン・デイって、やっぱ、この辺でしょうか。