本日の1曲
ボーイジーニアスの「ノット・ストロング・イナフ」♪♪デビューアルバム『ザ・レコード(The Record)』2023年 3月31日リリース。
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Live from SNL歌詞和訳
[フィービー・ブリジャーズ]キッチンに、開いたブラックホール。
すべての時計が違う時間を指している。
修理するエネルギーが必要なだけ。
自分である理由が、分からない。
[フィービー・ブリジャーズ, ジュリアン・ベイカー]
ありのまんまの私って、
あなたの男になれるほど強くない。(※1)
やってみたけど、できないよ。
シーリング・ファン(※2天井扇風機)見つめるの止めて。
起こってもいないこと、必要以上に引き伸ばしてる。
息を吸ったり吐いたりしてさ。
[ジュリアン・ベイカー]
渓谷を駆け抜けて、ドラッグ・レース。(※3)
「ボーイズ・ドント・クライ」を唄いながら。(※4)
私たち、歩道から、搔き集められてるって分かる?
自分である理由が、分からない。
[ジュリアン・ベイカー, フィービー・ブリジャーズ]
ありのまんまの私って、
あなたの男になれるほど強くない。
嘘をついた、私なんて、、
あなたの期待を下げるだけ。
あーだこーだ他の事考え続けてる、中途半端な心。
瞳を閉じて、数えてる。
[ルーシー・ダカス, フィービー・ブリジャーズ, All]
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
いつまでも天使、決して神じゃない。
[ルーシー・ダカス, All]
どうして私って、私のまんまなのか、分からない。
変化がない、何かがあるんだ。
ずっと啓示を受けてきたんだって思う。
前の方の席に来ると、ほとんど空席。
馴染みの通りへ、出口をスキップ、家に帰る。
独りで、家に帰るんだ。
注釈
※12023年 1月の Rolling Stone とのインタビューで、フィービーは、このラインがシェリル・クロウの「ストロング・イナフ」に
触発されたことを明らかした。
※2ceiling fan:シーリング・ファン(天井扇風機)
※3Drag racing:ドラッグレース
※4「Boys Don't Cry」:キュアーの「ボーイズ・ドント・クライ」
Lyrics : boygenius "Not Strong Enough"
その他動画
MVはこちらで、、ライブはこちらで、、、
解説・解釈
そう、この曲って、見事に、シェリル・クロウ好きの私のツボだよね?!(笑)シェリル・クロウにしても、キュアーにしても、彼女たちの親?いや祖父母?が、
聴いてた音楽って世代になったのかもしれないなぁ。。懐かしい感じのメロディに、
新しい世代の新しい感覚の歌詞がのる。また、新しい解釈で世に広まるって凄いことね♪
SNS情報
この曲が、グラミー賞のベストロックソング・パフォーマンスを受賞したのよねぇ🎉the boys are big winners at the Grammys so far.
— CONSEQUENCE (@consequence) February 4, 2024
boygenius' debut full-length, the record, won Best Alternative Music Album, while "Not Strong Enough" captured both Best Rock Song and Best Rock Performance. pic.twitter.com/Gvky8wR3yT
彼らは今のところグラミー賞で大勝している。
ボーイジーニアスのデビューアルバム『the record』は、
最優秀オルタナティブミュージックアルバム賞を受賞し、
「Not Strong Enough」は最優秀ロックソングと
最優秀ロックパフォーマンスの両方を獲得した。
参考・出典
こちらの記事によると、、、「Not Strong Enough」で3人は、独創的な音を聴かせている。
オープニングでジョニ・ミッチェル風にギターをかき鳴らすと、
80年代のニュー・オーダー的なリズムへと展開する。
コーラスは、シェリル・クロウの名曲「Strong Enough」を彷彿させる。
ヴァース部分は、同じくシェリル・クロウの
「If It Makes You Happy」や「A Change Would Do You Good」の雰囲気を感じる。
こちらの記事によると、、、
”Not Strong Enough”について、米『ローリング・ストーン』誌に
フィービー・ブリジャーズは次のように語っている。
「『私はあなたのために目立つほど強くはない。
私はなってほしいあなたのパートナーにはなれない』
という感じの一方で、
『私は本当に最低だ。自分でも深い部分でよく分からない』
という感じもある」
「自己嫌悪は時にコンプレックスのこともある。
自分のことを最低の人間だと思ってしまう。
正直に言えば、そんなことはない。
それは人を利己的にしてしまうことがある。
そうしたコンセプトのそれぞれの解釈を私は気に入っている」