エルヴィス・コステロの「パンプ・イット・アップ」♪♪
『ディス・イヤーズ・モデル(This Year's Model) 』(1978年)より。。
僕は、ずっと、気をもんでて、終始、卑しい顔。
ミューザク(※1)聞いて、あれやこれやと考えてる。
彼女は、それでおしまいって言ったし、僕は、世間話とかしたくない。
ほんのちょっと音量下げるか、きっぱりと拒絶するか。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
がむしゃらに、さもなきゃ、願ってもなく、快楽中枢におちいる。
プロパガンダ(※2)を聞け、最新の誹謗中傷を聞きなよ。
彼女が理解してない隠し事など、何もない。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
ヘイ!
彼女は、ずっと悪い娘だった、クスリみたいな感じ。
君は、やめようとするんだが、彼女は、麻酔みたいなのさ。
君は、彼女を拷問したい、彼女と話したい。
彼女のために何を買っても、熱を上げることはできなかった。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
ファッションショーに出て、特売コーナーに落ち入る。
圧力ピンの下で、君は情熱を消してしまう。
服従の手に落ち、速攻、伝送。
他の罪ゆえ、今、望んでも無駄。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
実のとこ君に必要なくても、アゲていこうぜ。
君が感じとれるまで、アゲていこう。
本当にいらないの。
本当にいらないの。
本当にいらないの。
※1Muzak:ミューザク◆ホテル、空港、待合室、レストランなどの公共の場で
連続的に流される静かなバックグラウンドミュージック
「エレベータ音楽」または「リフト音楽」と呼ばれる。
※2propaganda:プロパガンダ ある政治的意図のもとに主義や思想を強調する宣伝。
Lyrics : Elvis Costello "Pump It Up"
ディス・イヤーズ・モデル +1/エルヴィス・コステロ[SHM-CD]
posted with カエレバ
ウッドストックのライブはこちらで、、、
昨年、スペイン語?コラボが、公開されていたよ♪
フアネス(Juanes)、コロンビアのロック歌手のよう、あら、イイじゃない❤❤
「パンプ・イット・アップ」Wikiによると、、、
コステロは、2015年の自伝『Unfaithful Music and Disappearing Ink』の中で、
この曲を書くにあたってボブ・ディランから着想を得たことに言及している。
「パンプ・イット・アップ」は、明らかに、
少なからず「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」を踏まえている。
ずっと後になってから、ある夜、ボブ・ディランに言われた。
「U2! あいつらは君にどうしてあんなことができたんだろう?
どうして君の歌をあんなにできたんだ?」
彼が何のことを言っているのか、すぐに理解したが、次の瞬間には、
彼が僕をからかっていたことにも気づいた。何れにせよ、きっと
U2の「ゲット・オン・ユア・ブーツ (Get On Your Boots)」にとっての
「パンプ・イット・アップ」は、
「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」にとってのチャック・ベリーの
「トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス (Too Much Monkey Business)」なんだ。
つまりは、、、
チャック・ベリーの「トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス」から、
ボブ・ディランの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」が生まれ、
そして、エルヴィス・コステロの「パンプ・イット・アップ」が生まれたってこと。
それはまた、、U2の「ゲット・オン・ユア・ブーツ」を生み出し、、
昨日の彼女のこの曲が、生まれたのかもしれない。。
その時代時代、それぞれに、ぜ~んぶカッコイイと思うんだけどなぁ☆彡